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咳喘息の治療に用いられる吸入器タイプのお薬について

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咳喘息の治療に用いられるお薬の中には飲むタイプ、吸入するタイプ、身体に貼るタイプなど様々な形態があり、効果としては狭くなった気管支を拡張するものや、咳の原因物質を取り除くもの、発作時の緊急処置的なものまで、様々な効果のものがあります。
ここで紹介する吸入器による治療もそのうちのひとつです。
効果としては主に、咳の原因物質を取り除き、気道の炎症を鎮めることを目的に使用されています。
また、薬によっては気管支拡張剤が含まれているものもあります。
お薬の説明をする前に、少し咳喘息や気管支炎の発症メカニズムについてご説明します。
肺に細菌などが侵入すると、肺はそれを退治しようと好酸球を肺に集積させ、その好酸球は細菌を退治するための物質を放散します。
しかし喘息患者の肺ではこの好酸球の異常集積が起こり、細菌のみならず気管支まで攻撃してしまい、気管支が炎症を起こしてしまいます。
そうして気管支炎を発症すると、今度は咳が出やすくなるのですが、咳を頻繁にすると気管支平滑筋という筋肉が太くなり、気管支を徐々に締め付けていきます。すると気管支が狭くなって気道が十分に確保できなくなり、咳喘息を引き起こします。

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喘息の加療に吸入器を使う目的は、この気管支炎の原因となる好酸球を殺して炎症を抑えることです。
また、気管支平滑筋によって締め付けられ、狭くなった気道を広げることです。
この吸入器はステロイド吸入薬です。
ステロイドという言葉に抵抗をもたれる方も多いと思いますが、飲むステロイドと違い、吸入器で体内に取り込まれる量はごく微量で、身体に大きな影響を及ぼすことはまずありません。
日本では吸入回数も厳しく制限されており、欧米の基準と比べてもかなり低い回数に抑えられています。
注意点としては、いま紹介したものは服用してすぐに効果を発揮するものではなく、充分な効果が出るまで数日から数週間を要します。
発作などの緊急時には、緊急時用のお薬を用いる必要があるので注意しましょう。

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